ゲームど素人が“なしルナ”に挑む

ゲームへたっぴな僕でも、引き継ぎアリの難易度ルナティックモード、通称“ありルナ”なら、なんとかかんとかクリアできるという…さすがの任天堂クオリティ!

 

そして調子に乗った僕は、引き継ぎナシの最強難易度ルナティックモード、通称“なしルナ”に挑戦してみたくなったのでした、無謀にも。

 

しかし、バリバリに引き継ぎアリで、あんなにも苦戦している僕などが、なしルナなんぞに挑む資格あるのか?あの超難関『夜明けの追討戦』をクリアできるというのか?

 

 

けっこう悩みました。で、悩んだあげく、「なんでこんなことで悩まなアカンねん?」と。しょせんゲームなんだし、やっていてダメなら諦めたらいいし、という、極めて当たり前の結論に辿り着くのでした。敬愛するアントニオ猪木氏の「行けばわかるさ」という感じ。猪木さん、心よりご冥福をお祈りいたします。僕の人生で、部屋にポスターを貼った有名人って、ただ一人、猪木さんだけでした。

 

 

なしルナ、とりあえずやってみよう。そこにきっと道が出来るのでしょう…で、どの学級、どのルートで行くか?という大問題が浮かび上がります。

 

一番好きなクラスはヒルシュクラッセ

金鹿です。メンバーがいいんですよね。

ヒルマリの会話は楽しいし、

金鹿のストーリーは、この人の成長譚でもあります。

この二人の食事時のやり取り、大好きです!鋭いツッコミするメンバーが多いんですよね。クロードの乗りツッコミも楽しいし。

ただ、なんとなく、クロードが、男として信用しきれないというか。悪い奴じゃないんですけどね。他の級長に比べたら、弱い部分がなさすぎる感じ。コンプレックスがない人はちょっと苦手です。

 

個人的にストーリーが一番おもしろいと思うのは、

ルーヴェンラッセ、青獅子です。

 

ディミトリのことを「情けない」だの「女々しい」だのと言う人も多いみたいですが、優しすぎる性格の男の子が、幼少期に悲しい体験をし、それでも貴族として、次期国王としての矜持を無理やり持たされて成長すれば、そりゃあ心も壊れるってもんですよ。

 

他人のことをどうのこうの言いたがる人、自分の人生を振り返ってみろよ。あなたも充分に情けなく、そしてミジメな存在だろ?僕もそうだよ。

 

幼なじみたちを中心にクラスのみんなでディミトリの国王即位のために力を合わせる物語はとてもステキなのですが…なんというか、メンバーがイマイチ強くならないというか。

ハードモードでは無敵の強さを誇るディミトリも、ルナでは風薙ぎを覚えるまではけっこう簡単に死んじゃうし。こんなにカッコいいのに。

 

ルナ初体験は青獅子だったのだけれど、あの時の『夜明けの追討戦』は本当にキツかった!こちらが慣れてなくて準備不足だったのもあるけれど、何度も何度も天刻の拍動を使い果たして、「これが詰んだってやつか?もうダメかも。。。」と、心折れかけたのでした。

 

で、フェリクス。

彼氏、たぶん僕の育て方が悪いのだろうと思うのだけれど、とにかくすぐに死にます。ネットでは最強キャラみたいに書かれていることも多いけれど、あれどうやって成長させてるんでしょうか。ぜんぜん回避しないし、一撃食らって即死するし。最上級職をどうするか?の選択肢も少ないし。

イングリットもなぁ。絶対にパワー不足になるし。英雄の遺産のルーンがあるのでまだマシだけど、そう何回も戦技使えないですし。

最強ガード役のドゥドゥーと、連撃のシルヴァン、そして、なぜか毎回おそろしいぐらいクリティカルを連発してくれるドラゴンアッシュ君のおかげで、なんとかクリアできてるのが、僕の青獅子クラスです。

 

級長でいちばん好きなのが彼女。

エーデルガルトさんです。なんか、ネット上ではアンチが多いみたいな印象受けますね。そんなにひどい人かなぁ?

 

『この戦争はあくまでもエーデルガルトの私怨』『彼女のせいで殺し合いが始まった』『級友を見殺しにする残酷な女』的な記述をよく見かけます。

 

それは確かに正論だとは思うのですが。本気でムカついている人間が正論を受け取ると思っているのかよ、ひろゆきにでも憧れているのか?ダセぇな。

 

僕は以前、仲間だとも友達だとも思っていた2人の男に新規事業の立ち上げに誘われ、しかしそれが実は詐欺で、全財産も仕事も住むところまでも失ってしまい、一時は「自殺するか、生活保護を受けるか」の二者択一を迫られたことがあります。

 

周りの人たちは「ダマされるお前も悪い」とか、「うまくいけば儲かるって、お前にも下心あったんだろ?」とか言うてきますが、そんなこと言われても「ハッ、その通りだ!目が覚めた。俺も悪かったんだ…」なんて思ったりしません。騙されたのは僕で、すべてを失ったのも僕ですから。あの2人組のクソ詐欺師共の子や孫、あいつらが関わっている人間の子や孫たちをカタワにでもしてやらないと、僕の気は済みません。こっちは自殺寸前までいってたんだから。自分をこんな目に遭わせた奴らが、楽しそうに、幸せそうに暮らしているというだけで、僕のハラワタは煮えくり返り続けています。そして、あのクソ詐欺師共を地獄に叩き込めるなら、どんな手を使ってもいいと思っているし、犠牲も厭わないです。本気の怒り・憎しみのパワーってそんなもんですよ。

 

エーデルガルトには充分に同情できるし、何よりも可愛いですし。

 

可愛いといえば、この人も。

ベルナデッタ。黒鷲のアイドル。

 

そして、このクラスにはこの男がいる!

フェルディナント!!

 

ドラゴン&騎馬に乗って連撃の一撃離脱、スキル『切り返し』を覚えさせたら重装で単身最前線に乗り込ませ引き付け役に。

 

不人気職業らしいですが、フェルディナントは最後けっこうグレートナイトにしてしまいます。フォドラいち馬上が似合う男、それがフェルディナンドだ!

 

そんなこんなを考え巡らせ、初のなしルナは黒鷲の学級アドラーラッセに決定。このクラスだけ夜明けの追討戦もなかったですよね、確か。それも大きいです。

くどいようですが、ゲーム本体を買うのもプレステ2以来、年齢は51歳、ゲームどヘタくそなんです。こんな僕が、なしルナなんて挑んでも大丈夫なのでしょうか?ちゃんとクリアできる??

 

何時間もプレイして、けっきょく“詰んだ”ってことにならないかしら?

 

なしルナをクリアしたら、この画面が色違いになるとか。本当かなぁ?こんな僕でも。色違いのオープニング、ちゃんと見ることができるのでしょうか?